みなさまからの声

メッセージボックスにお寄せいただいたご意見・メッセージを紹介いたします。

お名前:T・Sさん 投稿日:2012/10/15

 

宮城県看護連盟会員研修会におきまして、先生のお話にあった、震災時からの通信、交通、看護職の人員の問題は本当に、そうだそうだと心の中で泣き叫びながら聞かせていただきました。そのときの苦労はその場所にいた人達にしかわかりませんが、理解しようとする気持ちにどれだけの思い入れがあるのかでその行動も変わってくるのだろうと考えています。遠くに行かずとも出来るだけこの地域で完結できる医療を目指し、最後は慣れ親しんだ環境で!を目標に30年地域医療に携わってきました。
しかし、当院のようにネームバリューも無い弱小の民間病院では看護職の確保は絶対的に不利な状況にあります。当院のような弱小病院でもやらなければ地域住民の医療をいったい誰が支えてくれるでしょうか?当院がやらないと、いけない!そんな思いでこの一年半職員と共に進んできました。特に看護職は疲弊しています。
そのようなおり、5月から、石巻市立病院から看護師の方々においでいただいております。人員的には非常に助かっておりますし、当院の環境や看護の質の改善にも貢献していただいております。しかし、当院の看護職の人員としてカウント出来ないので入院基本料のアップにはつながらず当然収入も変わりません。給与を当院で支払ってもいいので、人員カウントをさせてもらえないかという申し入れをしてもらいましたが、厚生局からの返事はノーでした。交通手段が破綻し、住む所も無い、給料が安い、そんなところにどんなに努力をしても人は中々集まりません。多くの看護師を確保するには住む場所の確保も必須です。ワークライフバランスも取り入れ一人でも多くの看護職においで頂き地域医療を一緒に支えていただいおりますが、夜勤が出来る方が少なく出来る人達の負担もピークに達しております。
原発事故の問題、感染対策の問題等をみても現場の意見、専門家の意見にもっと耳を傾けるべきではないでしょうか?先生がおっしゃるように看護職が行っている業務はケアです。心と体力が完全に折れてしまう前に少しでも、1日でも早く現場の環境を何とかしてあげたいと思います。

お名前:M・Mさん 投稿日:2011/12/09

 

私は福島県いわき市の236床の病院で働く看護師です。
現在被災地の医療機関に診療報酬上の緩和措置が3月までという期限付きで行われていますが、原発による風評被害で看護師の獲得は大変難しく、先日、福島県看護協会長さんともお話をさせていただきました。私としては看護師不足に対する規制緩和措置を3月までではなくもう少し延長していただきたいのです。せめて4月に予定しているわずかな新人が現場で夜勤ができるようになるまででもと考えます。どうかそうした対策への取り組みを切に、切に希望するものです。どうぞよろしくお願いいたします。

お名前:T・Mさん 投稿日:2011/11/16

 

石巻に実家がある友達と話す機会があり、切実な被災地の声を聞いたので連絡しました。彼女のお母様は石巻大橋の仮設住宅に一人で住んでいらっしゃいます。自宅は1階が浸水して最近解体が決まったそうです。しかし、自宅の2階にはまだ今後使用するであろう荷物がかなりあり、その荷物を一時預かってくれるところがなくて大変困っているそうです。せまい仮設は置く場所はなく、貸しコンテナもあるにはあるそうですが仮設からは遠く、高齢者には足もないので、利用は無理だそうです。仮設の近くに歩いて行ける倉庫があれば…と言っていたそうです。この方以外にも荷物のことで困っている人はたくさんいるらしいです。何か解決策があればと思い連絡をしました。高階さんのホームページ時々みてます。がんばってください。

お名前:K・Aさん 投稿日:2011/11/06

 

昨日、仙台の街頭演説にお邪魔した者です。気さくに話しかけていただきありがとうございました。議員が宮城県の出身とは知っていましたが、会えるとは思ってもみませんでした。
街頭演説に行く前に、松島から塩釜まで船に乗ったのですが、比較的被害が少なかったと言われるこのあたりでも、浜に船舶が打ち上げられたままだったり、島が津波に抉り取られたままだったり、つい一週間前に重機が入って家屋の解体撤去が始まっていたりと、あの震災の爪痕を目の当たりにしたような気分でした。これ以外の壊滅的な被害が出た被災地だと一体どういう光景が広がっているのか、と呆然としました。しかし被災した人々や震災後ほどなく現地に入った人々は、これよりもはるかに惨い光景を多々見てきたのだと思うと、私の受けた衝撃なんてとても軽いものなのだなと思えてしまいます。

お名前:I・Kさん 投稿日:2011/10/31

 

本日の「ポリナビワークショップIn熊本」で写真を撮っていただき質問をさせて頂いた者です。
写真を撮っていただいた後に、突然「国会議員には何が大切だと思いますか。」といった不躾な質問をしたにも関わらず、丁寧に答えていただき有難うございました。
私は看護師ではありません。母が看護師で頼んで今日は連れて行ってもらいました。私は熊本の大学で法律を学んでいます。その中で政治に関することも学んでまいりました。政治については学んでも政治家の方がどのような信念のもとやられているかはわかりませんでした。
高校時代に、1度だけ国会議員の方の講演を拝聴したことがあります。正直、その方のおっしゃられていることは机上の空論のように感じられ、熱のようなものを感じることができませんでした。国のためという言葉が本当の言葉には聞こえませんでした。でも、今日たかがい先生のお話を聞き、考えが変わりました。私がたかがい先生に伺った質問の答えは国会議員たるものは…と言ったお答えが返ってくるものだと思っていました。でも、先生がおっしゃられたことはとてもシンプルでいて、そしてとても熱の籠ったものでした。今まで思っていた国会議員像というものが変わった気がしました。
私は選挙権をもらってから、まだ1年強です。政治に関してわかっていないことばかりです。でも、今の政治家の方々を見ていて日本は変わらないと思っています。夢を見れない国だと感じていました。でも、たかがい先生のお話を聞いてそれが自分の偏見であると感じました。確かに、熱を感じられない方もいらっしゃいます。でも、その中でも熱を持ってやられている方がいらっしゃる。そのことを今日、知りました。それだけでも、私にとってとても大きな収穫でした。今日は、本当に有難うございました。
たかがい先生とお話出来たことは、自分にとって大きな財産となりました。
これからもきっと大変なことが多いかと思いますが、頑張ってください。次の選挙、絶対行きます。