(2011年10月3日発)
9月13日開会した今国会は30日閉会しました。野田内閣となって初めての国会。しかし、当初は4日間の予定で驚き・あきれた方が多かったのではないでしょうか。自民党など野党側から会期の延長を申し入れ続け、漸く30日まで延長することとなりました。国内においては何よりも優先すべき震災復興、国外に目を向ければリーマンショック以上に深刻ではないかといわれる欧州財政危機による金融・経済危機。まさにわが国は危機的・非常事態の渦中にあるといわざるを得ませんが、十分な会期も確保されないまま何ら実のある審議すらせず、新内閣として今後のわが国の行く末のビジョンをしっかりと打ち出すこともせず、国民に伝わったのは「増税」ということのみではないでしょうか。「国会」という国民の信託を受けた場において果たすべき役割とは何なのか、私自身も含め、今一度国会議員が改めて認識すべきではないでしょうか。
今夏は、多くの国民が多少の不便・不自由をがまんして、それぞれの立場でできる限り節電に取り組まれたことと思います。様々な「節電グッズ」が店頭に溢れておりました。9月に入って東京電力及び東北電力管内において37年ぶりに発令された「電力使用制限令」が9日で解除され、政府が呼びかけてきた節電の取組みも9月末をもって終了となりました。
この夏、皆さんの生活や意識に変化はあったでしょうか。勤務時間や休日出勤の変更や電力使用制限による製造業等の影響、親の生活スケジュールの変更に伴う子供たちの生活の変化、資源エネルギーを考える機会を持つようになったことなど、今後の日本のライフスタイルや資源エネルギーを考えるにあたって、今回浮かび上がった課題や利点などを総括することが必要です。これによって、わが国にとって必要なことがいろいろなことが見えてくるはずです。夏に続き今年の冬も「節電」で厳しい冬になりそうです。あまりに無理をして自身の体調を崩すことがないよう、できる範囲での節電を心がけましょう。